Benri-navi by myhurt
村上春樹はくせになる
- この本の著作者 :
- 清水良典
- 2006.
- 12.
- 08
- (Fri)
- 10:26
村上春樹評論本は、よけいに難解で偏った内容の本が多いと感じるのだが、こちらの『村上春樹はくせになる』は、面白かった。
著者が村上春樹のファンとして、実際読んでみて感じた事や、気が付いた事が書かれており、所謂、研究本のような「こじつけ」的な押し付けも感じられない。
一般の普通の読者のように、村上春樹を読み、感じ、自由に思索する。
そのようなスタンスで書かれたらしい。
村上春樹をこれから読もうとする読者向けの解説本というよりは、一通り全部読んだ読者が「そうそう。それだ!」「そういうのも確かにあったなぁ」などと、今までの作品を思い返しながら読むと楽しい本だと思う。
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tag:清水良典
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プラネタリウムのふたご
- この本の著作者 :
- いしいしんじ
- 2006.
- 12.
- 01
- (Fri)
- 12:34
1/3ほど読んだところで、ハッとした。
この小説は、先を急いで読み進める類の物語では無いと。
物語の結末は気にはなったけれども。
毎日、少しずつゆっくり読んだ。
星空の見えない町のプラネタリウムで、毎日、星空を見せ星を解説する男が、ふたごの父親となった男だ。
自分の役割に誇りを持ち、日々誠実に生きる男。
プラネタリウムに置き去りにされたふたごの赤ん坊は、プラネタリウムのその男に引き取られ、プラネタリウムの中で、毎日、星に纏わる神話を聞き、星空を見て育つ。
ふたごの一人は郵便配達員とプラネタリウムの解説員に、もう一人は手品師になった。
大人向けの物語のわりには、どういうわけか「女」の存在はできるだけ排除されている。
ふたごを引き取ったのは、独身の男だし、学校の女教師はあまり好ましくない人物のように描かれ、ふたごは町や工場の男達の中で育って行く。
唯一、重要な役割を持つ女性は「盲目の老女」のみ。
毎日、満員電車に揺られ、疲弊した毎日を送っている方へ。
日々を大切に生きて行きましょう。
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tag:いしいしんじ
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さすが!と言わせる FC2ブログ徹底攻略術
- この本の著作者 :
- 持丸浩二郎
- 2006.
- 11.
- 13
- (Mon)
- 12:21
管理画面の操作について、かなり詳しく書いてある。
というか、大半が実際の管理画面での操作について、具体的に示されており、初心者向きのガイドブックではないだろうか。
また、機能を充分に使いこなしてはいない人にもおすすめかもしれない。
その他、ブログパーツの取り付け方やアフィリエイトの始め方、FC2IDで使える他のサービス(解析、カウンター等)についても掲載されており、おトクな一冊と言えよう。
記事の書き方やアップロードした画像を記事に埋め込む時の上手な見せ方などの、テクニックも掲載されており、参考になる。
しかし、「IEのみ有効」の注意書きはあるものの、IE独自にしか有効ではないCSSプロパティでの演出も掲載されており、個人的には、その点に関しては、あまり関心できない。
テンプレートカスタマイズについては、公式テンプレート『sample』をベースにしたやり方が掲載されている。
テンプレートのカスタマイズについて知りたい方々には、少々期待外れかもしれないなぁ。
どちらにせよ、管理画面を使いこなし、管理画面で出来る事を知り、テンプレート内のブロック変数等を充分理解しなければ、テンプレートのカスタマイズは難しいと思うので、理解を深める為には有益な本である。
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tag:持丸浩二郎
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アフターダーク
- この本の著作者 :
- 村上春樹
- 2006.
- 11.
- 11
- (Sat)
- 12:00
読むのは二度目。
主人公の女の子が、眠り続ける姉の事を気に病み、家に居るのが辛くなり、一晩、夜の街のファミレスで夜明かしをする事にする。
その、一晩の出来事が綴ってある。
主人公の女の子が、とある出来事にまきこまれ、様々な人々と出会い、そして、語り合う。
語り合ううちに、気持ちが整理されて行き、兆しが見えてくる。
そんなストーリー。
こちらの小説は、冒頭のファミレスの店内描写の文章が、村上春樹らしく無いのである。
村上春樹独特の比喩がくどくなく、なにかしら、軽やかなのだ。
村上春樹ファンならば、あのくどさが良いのだろうけれどもね。
こちらの小説は、たぶん、十代の若者向けとして意識して書いたのだろう。
非常に読みやすい文章で書かれてある。
各所に流れる音楽も、いつもの渋いクラシックやJAZZでは無く、ポピュラーな音楽だ。ファミレスだからね。
しかし、主人公の女の子を導くトロンボーン吹きの男の子は、JAZZの名曲『Five Spot After Dark』に魅せられて、トロンボーンを始めた、という設定だ。
この男の子は、この一晩の最初と最後、そして合い間にも登場するのだが、その役柄は重要。
彼の登場によって、出来事や語り合った事について、もう一度考え整理する機会が与えられたたのだから。
夜の街は危険にあふれているという事、自分の居る世界は犯罪と隣り合わせなのだという事、人の心は脆くて危ういものだという事。
思い込みや思い違い。
柔軟な心を持ち、「ゆっくり歩き、たくさん水を飲む」。
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tag:村上春樹
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